はじめまして!オールマークのイケボーです。
初めての投稿なので本題に入る前に簡単に自己紹介しようと思います。
イケボーは熊本県在住20代後半男性です。なぜニックネームがイケボーなのかというと私が比類なきイケメンボイスだからです。イケメンボイス、略してイケボ、言いやすく転じてイケボーです。
どのくらいイケボなのか例えると、楽しんごさんが東幹久さんのモノマネをするときの声くらいイケボです。分かりやすい例えですね!
趣味は釣り(魚)、サウナ(8分×3セット)、サッカー観戦(川崎FとマンUファン)、映画(ハードボイルドなものが好み)・音楽(テクノ・ヒップホップ)鑑賞などです。
サブカル気質なのでいろんな物に興味があります。特技はDA PUMPの「if…」のラップパートで場を盛り上げることです。
さて、自己紹介はこの辺にして・・・
あなたはWeb広告業界で働くなら覚えておくべき計算式があることをご存じですか?
「底辺×高さ÷2=三角形の面積」のようにWeb広告業界にも、いわば常識ともいうべき公式のようなものが存在するのです。
Web広告業界で働くならこれを知らなきゃ恥ずかしい・・・⁉
今回はWeb広告業界ビギナーのあなたへ、広告運用におけるキホンの計算式6選と題してお届けしようと思います。
キホンの6つの計算式
では、さっそくキホンの6つの計算式をご紹介します。
①CPC(広告1クリックあたりの単価)
=広告コスト÷クリック数
②CTR(広告が表示された回数に対しての広告クリック数の割合)
=クリック数÷インプレッション数(広告が表示された回数)
③CVR(広告をクリックしたサイト訪問者が、成約※まで至った確率、コンバージョン率)
=コンバージョン数(広告をクリックしたサイト訪問者が、成約※まで至った数)÷クリック数
④CV(コンバージョン数)
=クリック数×コンバージョン率
⑤CPA(成果※を獲得するために要した広告コスト、顧客獲得単価)
=広告コスト÷コンバージョン数
⑥ROAS(投資したコストに対してどの程度売上が生まれているかという指標、顧客獲得単価)
=売上÷広告コスト
※ここでいう成果、成約とは商品の購買や、会員登録、資料請求など、サイト上で何らかの「成果」となる行動を行うことを指します。
アルファベットばかりで分かりにくいかもしれませんが、計算自体は単純な掛け算割り算なので、高校時代数学赤点の私も計算は可能です。
習うより慣れろという言葉もあるので実際に例題を解いていきましょう。
例題レベル1
広告費:100,000円、クリック数:4,000回の場合のCPC(クリック単価)は?
さあ、いかがでしょうか。初手はイージー問題です。高校時代数学赤点の私でも10秒以内に暗算できるレベルです。
それでは解答いってみましょう。
解答)
CPC=広告コスト÷クリック数なので
CPC=広告費100,000円÷クリック数4000回
CPC=25
よってCPC(クリック単価)は25円になります。
ただただ計算式に当てはめるだけで答えられる簡単な問題でしたね。
次は少しレベルが上がります。
例題レベル2
広告費用 450,000円を利用したときの平均クリック単価が150円、コンバージョン率が1.5%だったときのコンバージョン数はいくつになるか?
レベルが少し上がりました。ただ計算式に当てはめるだけでは解けないので若干ひねりが必要です。でも計算自体は単純な掛け算と割り算しかありませんよ。
それでは解答いきましょう。
解答)
CV数=クリック数×コンバージョン率なので、当てはめると
CV数=クリック数×1.5%
クリック数は問題文の情報で求められる(CPC=コスト÷クリック数)ので
150円=450,000円÷クリック数
クリック数=450,000円÷150円
=3000クリック
クリック数が分かったので
CV数=5,000クリック×1.5%
CV数=45
よってCV数(コンバージョン数)は45件になります。
計算式に数字を当てはめた上で方程式のように解けばOKです。
次はラストの例題です。さらにレベルが上がります。
例題レベル3
例題レベル3
表示回数 5,000,000回、平均クリック率 1.2%、平均クリック単価 60円、コンバージョン率 1.5%のとき、コンバージョン単価はいくらになるか?
レベルがさらに上がりましたね。最終的な解を求めるまでに結構計算が必要です。けれどレベル2を突破したあなたなら解けるはず。あなたに解けない問題はありません。
では、解答いきましょう。
解答)
CPA(顧客獲得単価)=コスト÷CV(コンバージョン数)で求められるが、今回はコストとCVどちらも先に計算で求めなければならない。
コストを知るにはCPC(クリック単価)=コスト÷クリック数に当てはめるが、クリック数がわからないので先にクリック数を計算。
クリック数=5,000,000回×1.2%
=60,000回
クリック数がわかったのでコストを求める。
60円=コスト÷60,000回
コスト=60,000回×60円
=3,600,000円
コストが分かったので今度はCVを計算(CV=クリック数×CVR)。
CV=60,000回×1.5%
=900件
これでようやくCPAを求める材料が揃ったので公式に当てはめる。
CPA=3,600,000円÷60,000クリック
=4000円
よってCPA(顧客獲得単価)は4000円になります。
計算する回数が多かったのでややこしかったですね。
慣れればわざわざ公式に当てはめなくとも感覚でパパパと解けるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
高校時代数学赤点の私と同じように数字にアレルギーのある人にとっては計算は嫌だなあと感じるでしょう。
でも安心してください。実はこれらの計算で求めるような数値は基本的に広告の管理画面等ではすでに計算された状態で数値が出てきます。
じゃあ、覚える意味あるのか?と感じているあなた、それはそれでもったいないんですよ。
例えばお客様と会話しているとき、お客様の何気ない一言二言から瞬時に「てことは、顧客獲得単価は○○円くらいですかね~」と計算出来たら、お客様はどう感じるでしょうか?
「あれ、コイツ瞬時に数字わかるんや、ええやんええやん!」と、ちょっぴり信頼度上がると思いませんか?
こういう小さな信頼の積み重ねがお客様の満足度アップにつながっていくと思いませんか?
だったら、覚えないわけにはいきませんよね。
ぜひとも脳内でパパパと計算できるようになるまで修行していきましょう!
それではまた!
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