
こんにちわ!ヨッシーです。すっかり春ですね。近所の公園でお花見をしたいと思いましたが、気づかぬうちにサクラも散っており、むし新緑の葉に太陽の光が反射し眩しさを感じる今日この頃です。
さて今日のテーマは、META広告のバナーについてです。
広告主様も広告代理店のみなさまもクリエイティブ制作には日々頭を悩ませているのではないでしょうか?
また画像生成AIなど技術の進歩により誰しもが簡単にバナーなどを作れるようにもなっています。
そのためまずは色々作って試して、ABテストして、また作って。という永遠に続くPDCAサイクルを回している人も少なくはないでしょう。そんな方々はぜひとも最後まで目を通していただけますと幸いです。
【前提】META広告でCTRが重要な理由
大前提、META広告に限らずですがCTRは広告運用において重要な指標です。
CTRが高ければ高いほどターゲティング(オーディエンス)とクリエイティブがマッチしていると言えるからです。
またMETAの場合、特にCTRが高ければクリック単価を低く抑えることができるため、当社ではCVを獲得する、前段階の評価指標として重要視しております。
もちろんそもそもオーディエンスサイズなどもCTRに影響を及ぼしますが、ある条件を満たしたバナーを作成できれば、年齢や性別のみをターゲティングしたブロード配信でもCTR3%以上、CPC80円以下も夢ではありません。(※上記の数値感は最適化の対象をCVとし、インプレッション課金で配信している場合の話です。)
【結論】「CTRの高いバナー」=「〇〇〇〇〇〇だ!」
早速、結論からお伝えします。
CTRの高いバナーは「視線を動かさずに何を訴求しているのかを認識できるバナー」です。
どうでしょうか?刺さった方も、府に落ちない方も様々いらっしゃると思いますので、解説します。
みなさまも経験あると思いますが、社内や代理店・製作会社とのMTGの中で「もっと分かり易く」や「シンプルに一言で」のような言葉での意見交換を。実際にはこれってとても曖昧な意見だと思いませんか?なぜなら人によって「分かり易さ・シンプル」の基準が異なるからです。
デザインや色味についても同様で、「もっと高級感を」や「もう少し落ち着いた青味で」など、制作に関わる人の主観や好みで変わってしまう、一定の基準が無いということです。
ある程度成果の出るバナーの傾向が掴めていて、制作に関わる人の意見などを反映させてブラッシュアップさせていくフェーズであれば、全然問題は無いと思いますが、制作初期段階ではほぼ全ての人が一定の基準で判断できる指針が必要だと考えております。
それが「視線を動かさずに何を訴求しているのかを認識できるか否か?」ということです。
私たちは普段Instagramを見ている時、友人や有名人投稿や企業の広告を自分自身にとって必要か不必要かを、とてつもないスピード(一瞬)で判断し処理しています。
つまりその一瞬のうちに認識されないもの、必要or不必要のその判断にすら入らずスルーされるということです。
この理論を理解していただいた方は、動画の方がパフォーマンスが良い理由も分かるはずです。動画の場合は視覚・聴覚に対してほぼ強制的に認識をさせるからです。
【実践】実際にどうやって作ればいいの?
実際にどのようにすればいいか、簡単にお伝えします。スクエアタイプを想定した際のものです。

・全体の上半分の赤丸の範囲にテキストを配置
・文字数は14~18文字程度で2行がベスト
フィード面に配信される広告は下から上に流れていくので、バナー上にテキストを配置することをおススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あくまで筆者の個人的な意見・考えであり、絶対的なものではないですが、100種類を超えるバナーの配信結果を分析し、導き出されたのがこの結論です。
私も長年抱いていた「成果が出るバナーとは?」という問いに対するモヤモヤを言語化することができたので、自信を持ってクリエイティブの提案をしております!
この記事を読んで興味を持っていただいた方は是非ともオールマークまでお問合せくださいm(__)m
▽関連記事はコチラ
- META広告でクリック率を上げるバナー制作とは?たどり着いた結論を発表!
- 【検索広告入門編】ターゲティングの考え方やメリット・デメリットについて解説!
- 日常生活に潜む「当たり前のイメージ」を活用した効果的なWeb広告の手法!
- 【初心者向け】Googleショッピング広告運用のポイント!
- 【ECサイト】広告経由で売上を計測する方法を詳しくご紹介!!
▽カテゴリー