【劇的に変わる!】スライド資料のデザインを見やすくするコツ! - 株式会社オールマーク

【劇的に変わる!】スライド資料のデザインを見やすくするコツ!

2023.10.02

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こんにちは!オールマークのなっちゃんです!

10月に入り秋風が涼しくなってきましたね。

秋になると、至るところで秋のスイーツが並んでいて、いつもついつい買ってしまうのですが、私のイチ推し秋のスイーツは「おいももなか」で家に常備しています。

コンビニやスーパーのアイスコーナーにたまに置いてあるので、おいもスイーツが好きな方はぜひ食べてみてください!

さて、今回はポイントを押さえるだけで、会議や商談時に役立つ「資料作成のコツ」をご紹介していきたいと思います。

慣れていない方にとっては、情報をうまくまとめられなかったり、情報の順番、配置がわからなかったり、作成に時間をかけがちです。しかし基本原則さえ押さえれば、作成も捗り、より良く情報が伝わりやすい資料になりますので、ぜひ参考にしてみてください!

情報を最小限に絞る

プレゼンの基本は「情報を端的に伝える」です。いくら内容の良い資料であっても、何ページもあると読むことが億劫になりますよね。いくら丁寧でわかりやすい説明でも、話が長いと入ってこなかったり、時間にゆとりがなくなってきたりすることと同じです。

ここで意識すべき点は、「不要な要素を入れず、最小限の表現で分かりやすく伝える」ことです。

ではどうしたら、伝えたいことをうまくまとめ、情報を端的に示すことができるのでしょう?

1スライド1メッセージ

1枚のスライドに複数のメッセージが含められていると、読み手は何が重要なのか、何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。

シンプルで伝わりやすくするためには、1つのスライドに1つの主張を入れる1スライド1メッセージを意識してみましょう。

1スライド1メッセージのイメージ

文字や画像は最低限にする

文字や画像、図などの情報量の多いスライドは、理解するまでに時間がかかります。
前述しました通り、情報は可能な限り絞り込み、どうしても必要なデータや補足資料は別スライドに示す方が伝わりやすいです。

また資料をすっきり見せたい時には、表組みを活用することがおすすめです!

表組みを入れる場合、罫線の色を薄くすることで、コントラストがはっきりとし、読み手の脳で勝手にグループ化されます。注意点は、多くの色を使いすぎないということです。

表組み

不要な装飾は避ける

デザイン性や色使いで目を引くことも、資料に興味を持ってもらうきっかけになり、大切なポイントにもなりますが、あくまでも提案書やプレゼン資料は、内容重視です。見た目にこだわりすぎて、内容が伝わりにくくなってしまっては本末転倒です。

装飾や色を多用してしまうと伝えたいメッセージが伝わりづらくなってしまいます。色や枠線には意味持たせるようにしましょう。

例)強調したいところに原色を使う、グループ分けする時に枠線の色や背景色を変える

文章を読みやすくする

文章を読みやすくするためには、文章をできるだけ短くする以外にも方法があります。

文字のサイズ文章の配置余白をうまく工夫することで、すっきりかつ見やすいスライドに激変します!

配置を揃える

デザインの4大原則は、「近接・整列・対比・反復」とされています。図を見ていただいた方がわかりやすいと思うのですが、この4大原則をうまく活用することで、グッと見やすくなります。

デザインの4大原則

資料に含まれる要素(グラフや表、テキスト、画像など)がごちゃごちゃに配置されていると、すごく見づらい資料になってしまいます。要素の配置は、中央揃えよりも左揃えの方が理解しやすくなります。なぜなら、人の視線は画面の左上から右下に向かって進むからです。

視線誘導についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい▽

【あなたはまずここを読む!】私たちの視線、実はある法則に基づいて誘導されている!?

文字を強調する

教科書や参考書にもよく見られますが、強調したいメッセージや大切なところは太い黒文字にしたりマーカーのように下線を引いたりすることで、一目で重要であることがわかります。

しかしあまりにも文字装飾が多すぎると、逆に見づらくなってしまうこともあるので注意です。

例)

・明るい色の文字を強調色にしている

・太字で強調している箇所が多すぎる

・強調する文字列が長い

・背景色の色が強すぎる

文字強調NG例

またジャンプ率(本文の文字サイズに対する見出しの文字サイズの比率)をうまく活用することで、見出しと本文の区別が明確に伝わります。

ジャンプ率のイメージ画像

余白を調整する

適切な余白を設けることも見やすい資料づくりのポイントです。スライド画面を端いっぱいまで使って余白が狭いと、窮屈で情報が多く整理されていないように見えてしまい、ゆとりのないデザインは、野暮ったく素人っぽい印象にも繋がります。

余白の使い方

重要なことや概要は上部に配置する

視線誘導のお話に戻りますが、人間の視線は「左上から右下」に流れる習性があります。
この視線の動きを意識しすることで、誰が見ても分かりやすいと感じるスライドになります。

重要なことや伝えたいメッセージなどは、最初に目がいくところ、上部に配置するようにしてみましょう。

過去・イメージ画像は左に配置する

人間の視線の流れは左から右なので、時系列のある内容は、過去を左、現在を右に配置します。

例えば、beforeは左、afterは右に配置する方が自然です。

また補足になりますが、ま左目で見たものは右脳で処理されるので、感覚的な写真やグラフなどは左側に置くのがおすすめ、とも言われています。

配色は基本2色+無彩色、多くても4色以内におさえる

色を多く使ってしまうと、視点が散ってしまうため、どこに注目したらよいかわからない資料になってしまいます。

一般的に1枚のスライドに対して2色、全体で4色以内が推奨されています。配色は、メインカラー・サブカラー・背景色・強調色の4つをまず最初に決めて、資料に落とし込んでいきましょう。

また色というと「色相」にばかり気を取られがちですが、見やすいデザインのポイントは実は「明度」と「彩度」にあるんです。

色は見栄えや強調、グループ分けなど、さまざまな効果を与えるので、色を活用するともちろんわかりやすい資料につながりますが、使えば使うほど良いわけではなく、色が持つ効果をしっかり理解した上で、作成しないといけません。

配色が苦手、、という方には下記の図を参考に配色の指定をしてもらうと、効果的に色を活用できるかと思います。

配色の指定方法

まとめ

いかがでしたでしょうか?

伝えたい内容は頭の中にあっても、それをうまく資料に落とし込み、かつ相手に伝わりやすく構成を考えるのは、すごく労力や工数のかかることですよね。

そんな時にこれらのポイントを押さえるだけで、劇的に資料の見やすさ、伝わりやすさが変わリますので、「スライド資料がパッとしない」「提案資料が成約に繋がらない」等のお悩みがある方は、ぜひ試してみてください!

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