こんにちは!オールマークのなっちゃんです!
本日は「LPデザイン」を制作する上で押さえておきたいポイントをご紹介します。
皆さんは「デザイン」と聞くと、どういったイメージを思い浮かべますか?
生まれ持ったセンスが必要?美的感覚が問われるのでは…?と考えられる方が多いかと思います。私もデザインの制作に携わるまでは、レイアウト、配色、フォントなどの見た目の美しさを重要視していました。
しかし実際に問われるのは、センスでも美的感覚でもなく、「ビジネス的なノウハウ」なのです。
ではビジネス的なノウハウって例えばどんな事?といったところを深掘りしていきながら、LPデザインを制作する上で大切なポイントについてお話ししていきたいと思います。
そもそもLP(ランディングページ)とは
そしてサイトを訪問したユーザーに「購入」「お問い合わせ」「資料請求」などの行動をしてもらうために作成します。最終的な成果であるコンバージョン(CV)を強く意識して作られるのが特徴です。
LP制作の流れ
1.目的を明確にする
まずは目的を明確にすることが重要です。例えば「お問い合わせ数を増やす」「資料請求してもらう」「商品を購入する」「会員登録してもらう」などそれぞれの目的に合わせて制作することで、届けたいユーザーに適切なアプローチができ、訴求したい内容をデザインに落とし込むことで、CVにつながりやすくなります。
2.ターゲットを設定する
次のステップは、ターゲットの「ペルソナ分析」と「訴求軸」を設定することです。
ペルソナとは、「商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデル」のこと。
見込み客はどんな目的で、どのような場面でLPに訪問するのか? を考えて、明確にしておく必要があります。なぜならペルソナの設定によって、LPの打ち出しや訴求方法、デザインが全く変わってしまうからです。
また、LPは「作って終わり」ではないので、ペルソナが決まっていないと、改善するとなった時に方向性がぶれてしまいます。
極めて当たり前のステップですが、実はとても重要なステップです。
3.ワイヤーフレームを作成する
次にワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、LPのたたきの全体構成として、紙やデータにしたものです。
LPは内容ももちろん大切ですが、コンテンツの順番も非常に重要です。訴求したい内容をより見てもらうためには、途中で離脱されないような、コンテンツの順番を考えましょう。
4.コンテンツを作成する
いよいよ「コンテンツを作成する」ステップに入ります。
LPの目的とペルソナに沿って作成していきます。おおまかに分けるとこのようになります。
ファーストビュー
キャッチコピー、キャッチ(メイン)画像、権威づけ、CTA
ボディコピー
【関心喚起】ストーリー、共感
【信頼獲得】お客様の声、証拠
クロージング
CTA、フォーム
それぞれのコンテンツを作り込んでいくことで、ユーザーの購買意欲、興味関心を惹きつけるLPに近づきます。これまでのディスカッションをもとに、どんな訴求の方法がターゲットに刺さるかを考えていきましょう。
デザインを考える上で軸にするべきは、最初のステップで決めた「ペルソナ設定」です。ターゲットによって施すデザインは変わります。
例えば年配層がターゲットであれば落ち着いたデザインの方が良いです。また若年層をターゲットにするのであればポップなデザインの方が親しみを持たれます。サイトのデザインそのものが何らかの形で話題となれば、訴求効果も高まります。
これらの点から、性別、年齢層、購買層の嗜好などを考えたデザインが求められます。
いよいよWeb上での形にするための作業に入っていきます。ここで大切なポイントは以下の通りです。
・どのサーバーにLPをアップロードするか? 決めておく
・LPのURLを決めておく
・LPから問い合わせがあった時に通知するメールアドレスを決めておく
・LPから問い合わせ後にお客様に届くメール文などを準備しておくこと
上記をしっかりと確かめて、公開するための準備をしておくことが大切です。
最後は公開後の「公開・運用」です。
先ほどもお伝えしましたが、LPは公開をしたらすぐに成果が出るようなものではありません。
LP公開後に出る「結果」を見ながら、微修正をしながら反応が出るLPにしていく必要があります。
目的のためにLPを作成しているはずですが、目的を達成できないケースも。
押さえるべきポイント
ではいよいよここからは、LP制作をしていく上で大切なポイントを具体的にお話ししていきたいと思います。
1.顧客目線で考える
わたしは誰に向けてデザインをするのか?を常に意識することが大切です。
なぜなら自分たちが良いと思っても、顧客に「見にくい」「興味がわかない」「最後まで見る気がしない」と思われてしまうようなLPは良いものとは言えません。いくらおしゃれな字体や鮮やかな配色でも、ユーザーにとっての価値(ベネフィット)がなければ意味がないのです。
じゃあユーザーにとって価値あるLPとは一体どのようなLPなのでしょう。一度ユーザー目線に立って考えてみましょう。
お得な情報が知りたい、この商品を使うことでどんな体験が得られるか、購買意欲が高まった時にボタンがすぐ押せる位置にあるか、など色々な気持ちが思い浮かび上がってきませんか?
このように常にユーザーの目線に立ち、ペルソナの解像度を上げていくことでCVにつながりやすくなります。
2.目的の本質を意識しておく
LP制作を行う際は、目的の本質を意識しましょう。本質を見失ってしまうと、何のためにLP制作を行うのか分からなくなり、コストやリソースが無駄になってしまいます。
LPを運用するうえで、クリック数やインプレッション数などといった指標は大切です。しかしこれらの指標は中間目標であり、本当のゴールは売り上げの拡大になります。
もしクリック数の向上ばかり考えてユーザーを騙すような施策を行ってしまうと、ユーザーから信頼を失ってしまうでしょう。間違った施策を行わないためにも、チーム内で目的を共有することが大切です。
3.一目で内容を理解できるページにする
LPに興味を持ってもらうためにも、一目で内容を理解できるページを心がけましょう。昨今ではさまざまなコンテンツがあるため、ユーザーが興味を失うスピードも速いです。一般的には離脱するかどうかは「2秒で決まる」とも言われています。
そこでユーザーに「読みたい」と思わせるLPにするためには、ファーストビューに力を入れましょう。キャッチコピーを用いてユーザーに問いかけたり、印象的なビジュアルにしたりすることで、注意を引くことができるでしょう。そのためにも、ターゲットについて調査し、PDCAを繰り返していくことが必要です。
4.集客やCVにつながるページ構成にする
集客やコンバージョンにつなげるために、ページ構成を工夫しましょう。いくらアクセス数を集められたとしても、コンバージョンに繋がらなければ意味がありません。そのためには、CTAボタンを工夫すると良いです。
例えば、押したくなるようなボタンのデザインにしたり、サイト内に複数CTAを設置したり、ユーザーが興味を持った時点でCVに促す構成にすることで、より集客率アップに近づきます。
5.定期的に効果測定と改善を行う
LPを公開したら、定期的に効果測定を行って改善していきましょう。効果測定が重要な理由は、LPの効果を確認することで改善策を立てられるようになり、安定した成果を出せるようになるからです。
ABテストを行い、どちらのデザインがCVに繋がりやすいか、またなぜ繋がりやすいのかを分析することで、成果につながるより良いLPに仕上がっていくでしょう。
まとめ
今回はLPデザインについて詳しくお話しさせていただきました。
日々私たちが目にしている「デザイン」というものは、目的やターゲットを明確に設定し、訴求方法を具体的に考え、緻密に作り上げられたものであると、改めて認識することができたのではないでしょうか。
無意識に視線が導かれるサイトはどんな構成になっていて、どこに一番視線が向くのか、どの順番で気になったのかなどを、いちユーザーとして研究してみるのも、効果的なLPを制作する一歩であると思います。
集客を増やしたい、認知を拡大したいと考えている方は是非当社で効果的なLPを作成させて頂きますので、ご検討頂けたらと思います!
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