【マッチタイプ】部分一致の名称が「インテントマッチ」に変わったよ - 株式会社オールマーク

【マッチタイプ】部分一致の名称が「インテントマッチ」に変わったよ

2024.08.01

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こんにちわ!ヨッシーです。すっかり夏ですね。というか暑すぎませんか?皮膚に刺さるような日差しとサウナを彷彿とさせる湿気、近所のコンビニに行くだけで汗をかいております。
部屋にいても熱中症になってしまうということなので、クーラーもつけて水分をしっかり摂りながら、今日も書いていきたいと思います。

さて今日のテーマは、リスティング広告のマッチタイプについてです。
YahooもGoogleも最近になって、部分一致の名称が変わりました。その名も「インテントマッチ」です。機能・仕様面の変更はほとんど無いようですが、改めて定義などを解説していければと思います。
最後まで読んでいただけますと幸いですm(__)m

インテントマッチ(旧部分一致)の定義

インテント マッチは、指定したキーワードに関連する検索語句に対して広告を表示することができる、キーワードのマッチタイプです。

つまり他のマッチタイプ(フレーズ一致・完全一致)とは異なり、指定したキーワードそのものが含まれていない検索語句に対しても広告を表示することができるため、関連性の高い他の検索語句や思いもよらないCVキーワードを発掘することができます。
※除外キーワードの場合はこの定義に該当しないのでご注意を!

「インテント」の由来は?

「インテント」には、その検索を実施するユーザーが”こうしたい/こうしようと考えているという”「意図」を現しています。ユーザーの最近の検索アクティビティなど追加のシグナルと Google AI を活用してユーザーの「インテント(意図)」を理解することで広告主にとって興味/関心や購買意向が高い検索語句を捕捉することができます。


たとえば、インテント マッチで「一人旅 温泉」というキーワードを設定した場合、「リフレッシュ旅行 おすすめ」「都内から電車で行ける温泉」などの検索語句に対しても広告が表示されます。

指定したキーワードは検索語句に含まれていませんが、検索語句がユーザーの「インテント(意図)」に則していると判断されるためです。
さらにインテントマッチの場合は的確な広告を表示するため、以下の情報も考慮される場合があるようです。


・ユーザーの最近の検索アクティビティ
・ランディング ページのコンテンツ
・同じ広告グループ内の他のキーワード(キーワードの意図を詳しく把握するため)

インテントマッチの活用方法

ここまで聞くと、非常に便利ですし積極的に使いたくなりますが、ご注意を!確かに数年前に比べると精度は高まっていると思います。

ただ当社で分析させていただくアカウントの大半はインテントマッチ(部分一致)によって、無駄なインプレッション・クリック・コストが発生しています。つまり「使い方」が重要ということです!

例えば、ギフト用の「ワイングラス」や「ペアグラス」を販売している会社様が 誕生日 ギフト というキーワードをインテントマッチで配信をしていました。この設定が絶対にダメというわけではありませんが、目標CPAの範囲内でCVを獲得する という観点で言えば正しくはないと思います。


なぜならこの会社のターゲットは大前提として「グラス」を求めているユーザーであり、誕生日 ギフト というキーワードでは、友人の誕生日に贈り物を考えているけど、何を送るかは悩んでいる。というユーザーに広告が表示されてしまうからです。

もちろんCVが獲得できるかもしれませんが、効率的ではありません。この会社がインテントマッチで設定するべきキーワードは ワイングラス ギフト や ベアグラス 誕生日 等のグラスを軸にしたキーワードであるべきだと筆者は考えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?内容としてはリスティング広告の基本的な話にはなってしまいましたが、非常に重要なことですし、特に最近はPMAXの台頭や精度の改善などもあってか、正直キーワード設定が雑だなぁ~と思うアカウントが散見されます。

是非ともこの記事を最後まで読んでいただいた方は、キーワード設定の見直しを含めて、当社へアカウント分析のご依頼をお願いしますm(__)m

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