META広告のオーディエンス設定ってどれくらい意味あるの?

           

2025年10月23日

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こんにちわ!ヨッシーです。すっかり秋ですね。窓を開け半袖で仕事するのはもう厳しいですね。。秋風が心地よく感じるためには袖が必要ですwww

さて今日のテーマは、META広告のターゲティングについてです。
広告主様も広告代理店のみなさまもターゲティングには日々頭を悩ませているのではないでしょうか?アドバンテージ+オーディエンスもデフォルトで実装されるようになり、「真剣に考えても意味無いんじゃない?」と考えている人も多いのではないでしょうか?

結論!「絶対にないがしろにしてはいけない!」項目だと筆者は考えています。その理由を順にお伝えするので、再度まで目を通していたただけると幸いですm(__)m

そもそも「アドバンテージ+オーディエンス」って何?

アドバンテージ+オーディエンスとは、下記3つの方法を利用して、METAのAIが設定したターゲット外の反応する可能性が高い人に自動的に広告を表示してくれる便利な機能です。


★過去のコンバージョン
★Metaピクセルデータ
★以前の広告に対するアクション


ただ、使い方としてはご自身で設定したオーディエンスに頭打ちを感じたり、新しいターゲティングは思い付かいないけど、もっとCV数を増やしたい!と思った時に活用するのが、ベストプラクティスです。
特に、全く新規で始めるキャンペーンや少額で配信をスタートさせる場合は、学習0の状態・学習完了に時間を要すという形になるので、使うべきではないです。

クリエティブの改善だけでは厳しい戦いになる。。。

昨今生成AIの台頭で誰もが簡単にクリエイティブを作れる時代になり、それを活用したクリエティブ制作サービスを展開している企業も非常に多くなりました。

さらには7,8年ぐらい前から、ターゲティングはデモグラのみを設定し、クリエティブ次第で成果が出る!みたいな一部のクライアント様にのみでしか適用されないはずの手法が、どのクライアント様でも実施できるような手法として広まってしまっていて、それがあたかも主流であるような風潮が蔓延していると思います。

もちろん各媒体の自動最適化の精度は高まっておりますが、それこの手法が実施できるのは、広告予算とクリエティブ制作費用がふんだんにある一部のクライアント様だけです。もしくはサービスや商品が唯一無二で幅広い層へニーズがある場合にのみ適用されるものです。


この手法や生成AI自体を否定するつもりないですが、じゃあ月30万円でMETA広告の実施を考えているクライアント様に、私であればこの手法は絶対に提案はしません。なぜなら、考え抜かれたオーディエンス設定であれば成果が出せることを知っていますし、運用におけるレバーがクリエティブしかない状況を作りたくないからです。「ターゲティング×クリエティブ」で可能性は無数に広がっていきます。

じゃあ実際にどうやってオーディエンス・ターゲティングって設定するの?

META広告には、大きく分けてカスタムオーディエンスと詳細ターゲット設定というものがあります。


カスタムオーディエンス:「あなたのウェブサイトを訪れた人」や「Instagramであなたの投稿にエンゲージメントした人」など、過去に接点があった人々を特定して、広告を再配信するための仕組みです。


詳細ターゲット設定:「特定の」「デモグラフィック(年齢・性別など)」「興味・関心(例: サッカーファン、旅行好き)」「行動(例: 特定のデバイス利用者、最近買い物かごに商品を入れた人)」に基づいて、新規の見込み客を発見・ターゲティングするための仕組みです。
今回は、詳細ターゲット設定の中の「興味・関心」というカテゴリに絞って、考え方や設定方法を解説します。


まず、広告を配信する商品やサービスのターゲットとなるユーザーのペルソナ像を明確に決めてください。そのうえでリスティング広告で設定する場合のキーワードを検索をしてみてください。META側から提案された興味・関心の中から最も近いもの2つ~4つ選択してください。選択するとそれに基づいた関連している興味関心をMETA側が提案をしてくれますので、あとはそのペルソナ像と予算に適したオーディエンスサイズになるように追加していけばいいんです!
参考までに予算に応じたオーディエンスサイズの例を記載しておきます。


★予算10万~30万の場合:100,000~500,000程度
★予算30万~100万の場合:500,000~1,500,000程度
★予算100万以上の場合:1,500,000~(※予算が50万増えていくのに合わせて、オーディエンスサイズも500,000~800,000ぐらい増やしていくのが理想。)


この数値を参考にオーディエンスの絞込みなどを行い、最適なサイズに調整してみてください。

詳細ターゲティングの例

上記方法で設定したターゲティング例をご紹介します。こちらは実際にあるフェイス用コスメを販売する企業様向けに、設定したターゲティングです。

こちらのクライアント様は今まで、上記クリエティブの精査に注力しておりましたが、弊社からの提案で実際に実施していただき、成果も挙げることができた事例となります。

まとめ

META広告におけるオーディエンス設定の重要性を少しは感じていただけいただけたでしょうか?
オーディエンス設定をしないということは、太平洋のど真ん中で魚群探知機も使わずに釣りをするのと同じようなことです。

目的の魚を釣るためにはまずはその魚がどこに生息(詳細ターゲティング)しているか、どこなら釣れる可能性が高いかを調べますよね?


どれだけ最先端で機能性の高い釣り竿とルアー(クリエティブ)を持っていたとしても、魚がいるところに投げないと、釣れないですし、釣るまでに膨大な時間がかかります。それと同じですね!
meta広告の運用に悩んでいるのであれば、是非とも弊社にご連絡ください。

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