こんにちは!ヨッシーです。本日はYDAの刷新されたオーディエンスターゲティングついてお伝えしたいたします。
内容としては、「オーディエンスリストターゲティング」に「オーディエンスカテゴリーターゲティング」と「サーチキーワードターゲティング」が集約されるということです。
そして2023年6月14日から「オーディエンスカテゴリーターゲティング」の移行が始まり、10月の現時点はシステムにより強制移行が実施され、
「オーディエンスカテゴリーターゲティング」の提供を終了しています。
そこで実際に変更になっている点などを解説していきたいと思います。
そもそもYDAのオーディエンスターゲティングなんだっけ?
YDAには大きく分けて、2つのターゲティング手法がありました。今回刷新される
「ユーザー(人)」への配信と「コンテンツ(面)」への配信の2つです。
前者の「ユーザー(人)」への配信には、年齢や性別以外に3つのターゲティングがあり、その3つが1つに集約される。というのが今回の刷新です。
今回の変更では「オーディエンスカテゴリーターゲティング」が「オーディエンスリストターゲティング」に集約されます。
とは言え、ターゲティングそのものの定義が変わるわけでは無く、オーディエンスカテゴリーをリスト化した「共通オーディンエンスリスト」が追加され、オーディエンスリストとして設定ができるようになりました。
集約による変更点
今回の刷新によって、複数のリストを組み合わせて配信する場合の条件が一部変わります。
これまでは「オーディエンスカテゴリー」と「オーディエンスリスト」を組み合わせて配信する場合にはAND条件となり、両方のリストに共通するユーザーのみがターゲットになる仕様でしたが、これからはOR条件となり、いずれかのリストに属するユーザーには配信されるようになります。
そのため今まではリストごとに広告グループを複数作成して配信を行ってきたと思いますが、今回の変更でその手間を省くことができます。
ただ従来のようにAND条件で配信をしたい場合は、「オーディエンスリスト
(組み合わせ)」を利用することで設定することも可能なのでご安心ください。
実際に設定してみよう!
では実施の管理画面上の仕様についても確認してみましょう。
広告グループを設定する画面で変更がありました。
これまではオーディエンスカテゴリーにチェックを入れると、一覧が表示され該当のターゲティングを設定する。という流れでしたが、現在はオーディエンスリストにチェックをいれると、「共通オーディエンス」が追加されており、そこから「興味関心」や「購買意向」、「属性・ライフイベント」の中にある該当するターゲティングを選べる仕様に変わっています。
Google広告でオーディエンスを設定する際の仕様にとても似ている印象です。オーディエンスリストとカテゴリを同時に使いたいケース(※新規ユーザーの集客の際)ではとても使い勝手の良い形に変更になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の変更により、一つの広告グループ内でOR条件にてオーディエンスのかけ合わせが行えるようになりました。
それにより今までは広告グループごとに分散されていたコンバージョンデータが1つの広告グループに集約されるため学習期間の短縮も期待できますし、初期設定の手間・工数も削減できるようになると思います。
またGoogle広告とも共通の設定ができるようになるため、分析もしやすくなるはずです。
また時期は未定ですが「サーチキーワードターゲティング」も集約されていくことになるので、ますます広告グループ単位でのコンバージョン数を増やすことでできるので、最適化もかかりやすく成果も出しやすくなるのではないでしょうか?
これをきっかけYDAを今まであまり活用してこなかった広告主様もぜひ活用してみてください。
▽関連記事はコチラ
- 【マッチタイプ】部分一致の名称が「インテントマッチ」に変わったよ
- 【初心者向け】Googleショッピング広告のキホン|メリットやポイントを解説!
- 頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング『ゼロ秒思考』について
- 【WEB広告】エリア(地域)ターゲティング広告を活用できていますか?
- 広告運用を最適化するためのクリエイティブ制作のポイント5選
▽カテゴリー