
こんにちは!オールマークのいっちゃんです。
梅雨も中盤に入り、雨の日が続いて少し気分もどんよりしがちですね。
それでも、ふとした晴れ間や少しずつ強くなってきた日差しに、夏が近づいているのを感じます。
湿気が苦手な私としては、このジメジメがあとどれくらい続くのか気になってしまいます…!
さて! 今回は最近巷でなにかと騒がれているゼロクリックというものについて、少しお話ししたいと思います。
ゼロクリックとは何か?

そもそもゼロクリックとはなんなのか。簡単に言えば、ユーザーがクリック動作を行わくなることです。
具体的には、検索したときに結果ページだけで知りたい情報が得られてしまい、サイトへアクセスせずにユーザーが離脱する状態を指します。
検索エンジンの機能強化や生成AIの統合により、「クリック=情報取得」という前提が崩れ、検索画面そのものが強力な情報メディアとして機能し始めています 。
ただ、今までは天気、営業時間、簡単な定義、場所情報などが代表例でしたが、近年は生成AIや検索機能の進化もあり、検索体験そのものが「クリック前提」ではなくなりつつあります。
Web運営者・マーケターにとっては、「アクセス数」だけでなく、検索結果での見え方、引用のされ方、ブランド認知まで含めて設計することが重要になります 。
ゼロクリックがWEB広告に与える影響
ゼロクリックが増えると、WEB広告を見てもすぐにサイトへ来ない、あるいは検索広告を見てもクリックされにくい状況が起きます。
特に、情報収集段階のユーザーや、短い答えだけで満足できるテーマでは、広告のクリック率が下がりやすくなります。
その結果、検索順位が維持されていてもウェブサイトへのアクセス数が減少し、広告費を使っているのに流入が伸びない、コンバージョン機会が失われて成果が見えにくい、という課題が起こります。
検索連動型広告でも、情報収集だけを検索結果ページで済ませてしまうユーザーが増えるため、「広告クリック→LP→CV」という従来のファネル全体の母数が小さくなり、CPA悪化やコンバージョン低化のリスクが高まります。
検索順位や広告の表示回数が悪くなくても、クリック数や問い合わせにつながらないケースが増えるため、従来の「表示されれば成果」という考え方だけでは不十分です。
WEB広告での対策

WEB広告では、まず「クリックしたくなる理由」を明確にすることが重要です。
たとえば、料金、実績、限定特典、導入事例、比較表など、検索結果やSNS上の簡易表示では得られない情報を広告文に入れると、クリックされやすくなります。
また、ゼロクリック時代の対策は「クリック数を戻す」だけではなく、「クリックしなくても価値を届ける」「クリックしてきた少数のユーザーを最大限生かす」両方の発想が必要です。
まず重要なのは、ユーザーの検索意図を粒度細かく分解し、「どこまで検索結果上で完結させるか」「どこから先をサイトに任せるか」を設計することです。
①検索クエリと検索語句レポートを分析し、「定義・意味の確認」「価格の目安」「比較検討」「具体的な発注相談」など、ニーズの階段をマッピングする。
②「定義・基礎情報」はスニペットやAI要約に取られても良い前提で、簡潔に整理されたテキストを用意し、検索結果ページ上で信頼される情報源として位置付ける。
③一方で、「詳細条件のすり合わせ」「個別見積もり」「取引条件の交渉」など、「ユーザーが“本当に知りたいが検索結果ページ上では解決しきれない部分」をサイトに残し、クリックしないと分からない構造を作る。
これにより、『浅い質問はゼロクリックで処理され、深い検討は必ずサイトに来る』という自然な分業が生まれ、広告もこの構造に沿ったクリエイティブ設計がしやすくなります。
さらに、広告から遷移した先のページも重要です。
LPの最初に結論を置き、広告文との内容をそろえ、ユーザーが求める答えをすぐ提示すると離脱を減らしやすくなります。検索広告では顕在層、SNS広告では認知・比較段階と役割を分けて運用することも有効です。
これからの集客設計
これからは、WEB広告を単なる流入装置として見るのではなく、認知、比較、信頼形成まで含めた設計が必要です。
まずはKPIを見直し、クリック前後の価値まで評価することが重要となってきます。
・インプレッションシェアや掲載順位を通じて「検索結果上でどれだけ露出できているか」を評価
・指名検索数・ブランド検索の増減を追い、検索結果ページ上の露出がブランド想起に与える影響を見る
・クリックしてきたユーザーのCV率やLTVを分析し、「ファネルは狭くなっているが、質はどうか」を測る
・検索結果やAI要約にコンテンツが取り上げられているか、どのクエリで引用されやすいかをモニタリングする
広告レポートでも、「クリックコスト」だけでなく「クリックしなかったユーザーに対して広告がどれだけの情報を伝えられているか」を意識し、クリエイティブ改善に活かすことが求められます。
また、広告だけに限らず、SEO、SNS、メール、口コミなど複数の接点を組み合わせることが重要です。
ゼロクリックの時代では、ユーザーが広告を見たその場で判断することも多いため、広告面、LP、ブランド情報の一貫性が成果を左右します。
まとめ
ゼロクリックの広がりによって、WEB広告はクリック獲得だけでは成果を作りにくくなっています。今後は、広告文・LP・計測指標を一体で見ながら、広告そのものに「選ばれる理由」を持たせる設計が必要です。
特に、検索結果やSNS上で完結しやすい時代だからこそ、広告とサイトの両方で信頼を積み上げる考え方が重要になります。
広告とサイト設計についてもっと詳しく知って改善や成果の向上をはかりたければ、お気軽にお問い合わせください!







