【Google広告】検索広告のインプレッションシェアって何?改善方法まで解説 - 株式会社オールマーク

【Google広告】検索広告のインプレッションシェアって何?改善方法まで解説

2024.11.21

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こんにちは。オールマークのなつみです。
私の住んでいる北海道では、先週雪が降り、ストーブなしでは生活できない時期になっていました。
つい最近まで冷房をつけていたはずなのに、気がつけば紅葉も見頃を終えており、「秋」の記憶がありません・・・

さて、今回は検索広告のインプレッションシェアについてです。

「管理画面では表示もクリックもされているのに、全然成果につながっていないな・・・」
「そもそも広告が上の方に出ていないな・・・」
そんな時に確認してただきたいのがインプレッションシェアです。

運用を初めたばかりの方や
成果に苦戦している方に是非見ていただきたいです。

インプレッションシェアとは?

「インプレッション シェア」とは、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合で、以下の計算式で求めることができます。

インプレッション シェア = 表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数

インプレッション シェアは、入札単価や予算を引き上げた場合に、より多くのユーザーに広告を表示できるかどうかを見定める目安になり、例えば推定値で100万回表示される広告が50万回しか表示されなかった場合、インプレッションシェアは50%になるため、この数字が60%、70%・・・100%と大きくなるほど、機会損失が少ないと言えます。

広告の成果が良くない、予算を見直したい場合などに確認するべき指標のひとつです。

どこで確認できる?3つの種類の違いは?

「全く見たことがなかった」という方のために、確認の方法もお伝えさせていただきますね。

検索広告のインプレッションシェアについては、管理画面の「表示項目の変更」→「競合指標」の項目で確認することができます。

ちなみにインプレッションシェアには3つの種類があり、各指標は下記の通りです。

■検索広告のインプレッションシェア・・・
検索ネットワークで発生した実際の表示回数を予想された回数で割った値です。


■検索広告の上部インプレッションシェア・・・
検索結果ページの上部に上位の広告として実際に表示された広告のインプレッション数を、上位の広告としての表示が見込めた広告のインプレッション数で割った値です。
この指標は、ページ上部での広告表示を目指して入札する場合に利用します。


■検索広告の最上部インプレッションシェア・・・
検索結果ページの最も目立つ位置に検索広告が表示されたインプレッションの割合です。

広告の成果(CVなど)が悪化しており、インプレッションシェアが10%未満で表示されていない場合は、早急に見直すポイントであるともいえます。

インプレッションシェアを改善する方法

インプレッションシェアが低すぎると「10%未満」となっていることがあります。
低いのはわかったけど何をすればいい?という時にできる4つの改善方法です。

①キャンペーンの予算を引き上げる
広告の表示回数は予算によって決まるため、予算を引き上げることで、広告の合計表示回数の割合が増加します。


②入札単価を引き上げる
入札単価を引き上げると、特定の広告オークションに対して広告が表示される可能性が高まります。
デバイス、地域、オーディエンスなど適切な項目で引き上げることが必要なります。


③ターゲット地域を減らす
ターゲット地域を減らすと、インプレッション シェアが高くなる可能性があります。ただし、獲得が見込まれる表示回数が減ってしまうのでご注意ください。


④広告の品質を改善する
検索ネットワーク キャンペーンでは、広告品質の改善を図ることができます。

合わせて確認したい2つの「インプレッション損失率」

上記でお伝えしたとおり4つの改善方法がありますが、どれを優先的に行うべきかを判断するためにもう一つ確認いただきたい項目があります。それは、「インプレッション損失率」です。

「インプレッション損失率」とは、広告が表示可能だった合計回数のうち、何らかの原因で広告が表示されなかった回数の割合です。

インプレッションシェア損失率には、以下の2つの種類が存在し、こちらも上記でお伝えした管理画面の「表示項目の変更」→「競合指標」の項目で確認することができます。

・「検索広告のインプレッション シェア損失率(ランク)」
「インプレッションシェア損失率(広告ランク)」は、広告ランクの低さが原因で広告が表示されなかった回数の割合です。

・「検索広告のインプレッション シェア損失率(予算)」
「インプレッションシェア損失率(予算)」は、予算不足が原因で広告が表示されなかった回数の割合です。

もし、ランクのインプレッションシェア損失率は高くないのに、予算のインプレッションシェアが高い場合は、予算の見直しが最優先で必要になりますし、逆の場合は広告のランクを見直す必要があります。

広告ランクは、入札単価・品質スコア・広告表示オプションなどその他の要素から算出される項目であるため、確認が必要になります。

さいごに

いかがでしょうか。
Google広告の運用について、「初期にキーワードや広告を設定をして予算の調整をしているだけ」という話もよく聞きますが、成果をあげるためには日々多数のデータを分析をしながら調整することが非常に重要になります。

「なかなか広告の分析まで手をかけられていない」という場合は無料でアカウント分析も行っておりますので是非オールマークにお任せください!!

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