【Google広告】レスポンシブ検索広告の作り方・考え方 - 株式会社オールマーク

【Google広告】レスポンシブ検索広告の作り方・考え方

2023.08.29

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こんにちは!ヨッシーです。本日はGoogleレスポンシブ広告を作成する際に作り方と考え方についてお伝えしたいと思います。
「今更何を言っているんだ!」や「そんなこと教えてもらわなくても大丈夫」と言う声が聞こえてきそうですが、実際に私が提案の際に事前に広告主様が運用しているGoogle広告のアカウントを分析させていただくと、今のレスポンシブ検索広告のフォーマットの本質を理解されていないまま、配信しているアカウントが散見されます。
是非ともこの記事を自社の広告を見直すきっかけにしてもらえると幸いです。

スマホを見る人

レスポンシブ検索広告とは?

念のため、レスポンシブ検索広告がどのようなものか簡単におさらいをしておきます。

今までのフォーマットと変わらず、大きく分けて「タイトル」「説明文」が大きな要素となります。最終URLやパスなど細かく言えば他にも設定項目はいくつかありますが、重要な2点に絞って解説します。


タイトルは最大15個、説明文は最大4個までアセットを設定できる仕様となっています。
また1つの広告グループに設定できるレスポンシブ検索広告の数は最大3つまでとなっております。

設定できる広告文の数自体は、拡張テキストがフォーマットだった時代に比べて少なくはなりましたが、アセット数が大幅に増えているので、訴求力が落ちるようなことはないと考えております。

広告の有効性をとにかく上げよう

レスポンシブ検索広告は入稿をする際に、広告の効力の有無を確認できるバロメーターを確認しながら設定することができます。そのバロメーターは4つの項目で構成されています。

バロメーター画像

その4つの各項目を満たせば満たすほど、広告の有効性が高いと評価され広告の掲載結果向上につながります。


ただそんな広告の有効性を確認できるバロメータ―があるにも関わらず、それを最大限活用できていない広告が多くあります。ここからはそんな勿体ないあるあるをご紹介します。

勿体ない設定状況あるある

①設定しているアセットの数がとにかく少ない
②設定しているキーワードが網羅できていない
③似たような意味、フレーズを複数設定している


主にこの3つが多いですね。上記いずれかに該当していると広告の有効性は「高い」や「非常に高い」にはなりません。


①は文字通り設定されているアセット数が少ない状況で、拡張テキストのフォーマットで使用していたフレーズをそのまま使っているような状況です。無理して15個設定する必要はないと思いますが、3つだけで設定を終えてしまのはとにかく勿体ないです。

②に関しては、①のように純粋に設定しているアセット数が少ないということもありますが、逆に同広告グループ内で設定してキーワードが多すぎて網羅できていないという状況の時があります。

これは広告設定以前に広告グループのグルーピングが最適ではないと考えて良いと思います。複数の商材を一つの広告グループにまとめるのはおススメしません。

③はバロメーターにもある「独自性のあるものにしましょう」という部分に大きく関連してきます。

多くのアセットが設定できる一方で、15個全てを設定しようと思って意味や言葉が重複しているフレーズを設定してしまっているケースがあります。

その心理としては設定した15個のアセットの中から2~3個が組み合わされて表示がされる仕組みになっているので、その時にとにかくメインとなるフレーズが表示されるようにしたい。という想いだと思います。

まとめ

筆者の考えとしては、タイトル15個・説明文4個を全て設定する必要は無いと考えております。もちろん全て設定できることに越したことは無いですが、その影響で広告の有効性が高くならないのであれば本末転倒です。


タイトルはメインキーワードを網羅し、ユーザーのニーズを補足したアセットを3~4個、その他補足的なフレーズのアセットを4~7個設定できていれば有効性は「高い」になると思いますし、表示させたい組み合わせの表示回数も自然と増えていくはずです。
別の記事でもお伝えしておりますが、ユーザーの検索クエリに最初に反応するのは「広告文」ですので、設定しているキーワードだけに囚われずに、クエリに隠れたニーズに反応できる「表現」を創ることも考えてみてください。
web上に掲載されるものではありますが、「広告」でもありますので。

併せて読みたい:リスティング広告で、最も重要なのは「広告文」って知ってた?

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